9月6日、本所3階大ホールにて、第3回農事組合長会議を開催しました。
普及センターより、刈り取りを目前に控えた水稲について気象経過と生育状況を解説。今年は刈り取り時期が例年よりも早い傾向のため、圃場での稲わらの搬出、すき込みや溝切り、心土破砕などの作業時間が確保しやすく、「来年に向けた圃場づくりへの作業を積極的に行って欲しい」と案内がありました。
その他、JAより協議報告事項として、うるち米を巡る情勢・令和3年産小麦の集荷調製状況・令和4年播種用水稲種子の取りまとめ・農作業事故防止等について説明させて頂きました。
8月25日、JA北いぶきでは令和4年産秋まき小麦の播種前講習会を開催し、28名の生産者が参加しました。空知農業改良普及センター北空知支所より圃場準備、適正播種、防除のポイントについて説明。続いて、JA技術指導員から令和2年産生産管理台帳の分析結果による追肥窒素量・防除回数・播種日を要点として、高収量となるポイントについて解説しました。また、令和3年度JA実証圃での比較調査結果について報告を行いました。
8月24日、沼田町で地域参画活動を行う「農天気の会(藤村富士子代表)」が主催する「メロン体験学習」は、今年度第2弾となるメロン皿敷き体験を開催。沼田小学校4年生児童13名が辻則行さん(沼田地区・沼田東部西)の圃場を訪れました。
今回の体験では、収穫までの間、病気や傷を防ぐ目的で、赤いお皿を座布団のようにメロンの下に敷く「皿敷き」を行いました。6月の定植から大きく育ったメロンはとても重く、片手で持ち上げながら行う皿敷き作業に苦戦していました。
その後は、今年の収穫が終わったメロンのハウスに移動し、残されていたお皿をみんなで拾い集めました。
8月19日、北育ち元気村花き生産組合(田村昌之組合長)は、令和4年度へ向け、種苗会社による品種展示会を開催しました。
種苗会社6社が参加され、スターチスやダリア、シヌアータ、シネンシスなど北育ち元気村花き生産組合では定番の品種が多く揃いました。定番品種の中でも、さらに耐黄性や豊産性に優れた新品種や新色の商品も展示されており、展示会を訪れた生産者は、種苗会社スタッフと多くの意見を交わしていました。
秩父別町青果蔬菜園芸振興協議会・妹背牛町花卉蔬菜振興協議会・沼田町蔬菜振興協議会が3町のこども園へ地場産の野菜をプレゼントしました。
「管内でのイベントが開催できていない中で、少しでも子ども達の楽しみになって欲しい」また、「地場産の野菜を食べて育ってほしい」という思いから、メロンやミニトマト、ブロッコリーが7月26日に秩父別、8月3日に沼田、8月4日に妹背牛で各代表者から手渡され、給食としてサラダやデザートとして振舞われました。
北いぶき産秋まき小麦の集荷が7月22日より妹背牛麦集荷調製施設、沼田農産施設にて一斉に始まりました。7月中旬より刈り取りが始まり、例年よりやや早い集荷の開始となりました。
刈り取り作業及び集荷作業は8月上旬に終了、調製作業は8月下旬に終了しており、品質・収量については良好です。