8月30日に妹背牛地区、沼田地区、9月3日に秩父別地区にて第4回現地研修会・水稲刈取適期判定会を開催しました。
各生産者よりサンプルとなる稲を持参頂き、JAにて脱穀・籾摺り・選別・水分測定、品質判定機並びに目視による判定を行い、適切な刈取日を算出。本年は3地区とも例年より1週間早い8月28日から9月7日の期間で刈取適期となる判定結果となりました。
講習会では、普及センターより収穫後の適正な乾燥・調製、来年度の乾田化へ向けた圃場管理について解説があり、JAからは、米穀乾燥調製貯蔵施設出荷要領を中心に異物混入ゼロ対策、安心・安全・信頼確保対策や乾・籾保管上の注意などを案内させて頂きました。
8月29日、JA北いぶき本所にて第3回農事組合長会議を開催しました。
普及センターより、水稲についてこれまでの気象経過と共に本年度の生育状況を説明。また、例年より5日程生育が早く注意事項として、刈取適期の判定方法について、刈遅れによる品質低下のおそれについて説明がありました。
JAより、うるち米をめぐる情勢として全国の米の消費状況、令和5年産米の販売実績について、農作業事故防止等について説明させて頂きました。
9月5日、令和6年産米集荷に係る各地区でのCE施設操業に向けて、農産物集荷作業安全大会を開催しました。
黒田組合長からの訓示の後、近郊での労働災害について発生状況等を解説。管理部長より安全業務に向けて、職員一同で遵守事項の確認、安全管理マニュアルの確認を行い、職員代表より無事故に向けた
9月5日、沼田町「農天気の会(辻よし子代表)」は植木さん(沼田東部西)、堀さん(沼田東部西)、辻さん(沼田東部西)の圃場にて沼田小学校4年生児童を対象としたミニトマトやカボチャ、パプリカの収穫体験を行いました。児童たちが6月に定植、播種作業の体験を行い大きくなったミニトマトやカボチャ、パプリカを収穫。獲りたい個体を自分たちで選びはさみを使って慎重に収穫しました。
その後は、小学校に戻り、収穫した野菜をふんだんに使ったピザ作りを行いました。ピザの焼き上がりの間に野菜クイズを楽しく行い、焼き上がったピザを美味しく頂きました。
8月28日、本所にて「秋まき講習会」を開催しました。
普及センターより、令和7年産秋まき小麦の栽培講習会に向け、「播種のタイミングに応じた適正播種量の目安」、「越冬前の雑草対策・妨害防除」等について多岐に渡り調査報告・説明がありました。
さらに、JA技術指導員より、「秋まき小麦増収実証圃から学ぶ追肥技術」として、管内6か所の実証圃の傾向から、増収に向けて、越冬前後の適切な茎数確保を目指した追肥の調節について説明しました。
8月23日・24日に沼田町最大のイベント「沼田町夜高あんどん祭り」が開催されました。
この祭りは、五穀豊穣を願うもので、あんどんは、すべて手作りで製作期間は100日にも及びます。青年部、女性部員は日中の農作業で疲れてるなか夜中まで製作するなどたゆまぬ努力により「四纏豊願閣(してんほうがんかく)」が完成しました。壮大で華やかなあんどんに目を奪われ、心を打たれながら、当日は、各支所青年部員、女性部員、役職員等が参加して、夜高踊りに笛や太鼓を奏でながら町内を練り歩き、夜高節に合わせて「ヨイヤサー」と、観客を巻き込んだ囃子で大いに盛り上げました。
初日は、時折雨が降る中での開催でしたが、あんどん連行前には、女性部が参加した夜高踊りが披露され、祭りに華を添え沿道のお客さんを楽しませ、宵闇が迫る頃には、町民の熱い思いが雨雲を吹き飛ばし、心配されていた天候も崩れず、太鼓の響きと掛け声とともに、あんどんに灯がともされ煌びやかな大小さまざまなあんどんが「ヨイヤサー」という威勢のいいかけ声とともに練り歩き、お祭りの見せ場、重さ5トン、長さ12メートル、高さ7メートルの大型あんどんどうしをぶつけ合う「喧嘩あんどん」、向かい合った双方のあんどんが、裁許長(林徳彰さん)の合図で激しくぶつかり合い、バキバキと音を立てて壊れると、沿道の見物客から歓声が上がりました。「初めて見ましたが、すごい迫力でした。壊してしまうのがもったいですね」「ぶつかる勢いがすごかった」と話していました。ご祝儀あんどんは子どもたちに大人気で、写真撮影をする親子が後を絶ちませんでした。
フィナーレは、JA・役場・商工会・自衛隊の大型あんどん4基が駅前に集結し、夜高節の掛け合い。熱気と興奮に包まれつつ、最高潮で幕を閉じることができました。