第22回JA北いぶき青年部通常総会において、私が部長の大役を預かる事となり、大変光栄であると共にその責務に重責を感じている次第であります。またこの様な職務を務められるのも、諸先輩方、各関係機関、関係団体の皆様のご指導、ご協力のおかげであり皆様に感謝致しますと共に、この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます。
昨年を振り返りますと、春先から天候に恵まれ春作業は順調に進み、その後も降雨に見舞われる事もありましたが各作物ともおおむね平年通りの出来秋となり基幹作物である水稲においては、北空知で作況指数「103」のやや良の結果になり、品質においても近年問題になっている胴割れによる品質低下も少なくいい出来秋を迎えることができました。
農業情勢におきましては、5年産の収穫量不足やインバウンドによる消費の増加等の様々な要因で米不足となり「令和の米騒動」と呼ばれ米の概算金は近年では見られない程大きく上昇しましたが、物価高の上昇が止まらない今の状況で生産者の我々にとってはようやく生産コストに見合った金額になったと感じます。また四半世紀ぶりに食料・農業・農村基本法が改正や、令和7年1月31日に発表された水田政策の見直しなど、農業情勢は日々目まぐるしく変化し、日本農業の先行きは不透明と言わざる得ない状況です。
このように我々農業者が置かれている環境は急激に変わる可能性がある中、消費者に安心・安全・高品質な農畜産物を安定供給すると共に、地域社会を支える基幹産業の担い手として農地が持つ多面的機能を維持し、未来に繋げていくべきだと考えます。
JA北いぶき青年部が設立され22年が経過しております。今一度我々が行っている組織活動と向き合い、より良い組織づくりに取り組み、未来の青年部へ繋げていきたいと思います。
今後とも我々JA北いぶき青年部の活動に対しまして、より一層の変わらぬご指導、ご鞭撻をお願い申し上げまして、就任の挨拶とさせて頂きます。
部員数 102名(令和7年1月29日)
支部数 3支部
役員数 9名
専門委員会 事業専門委員会、広報専門員会
組織体系
支部長 田村 昌一郎
(24名)
支部長 横山 陵
(32名)
支部長 下保 裕樹
(46名)
農業協同組合の本質に関する研究
農業協同組合の運営に関する研究・推進
農業経営・問題に関する調査研究及び建議・実践
生活文化に関する研究と実践
部長 | 下保 裕樹(沼 田) |
副部長 | 横山 陵(秩父別) |
〃 | 田村昌一郎(妹背牛) |
理事 | 池川 怜汰(秩父別) |
〃 | 熊谷 俊(妹背牛) |
〃 | 堀 祐介(沼 田) |
代表監事 | 酒田 拓也(妹背牛) |
監事 | 田丸 雅統(秩父別) |
〃 | 山岡凌太郎(沼 田) |