令和3年産米の収穫に伴いJA北いぶき管内では、例年より1週間ほど早い9月13日に妹背牛地区、15日に秩父別・沼田地区にてカントリー施設の操業が始まりました。
生産者の皆さんより集荷したお米を品種や区分ごとに計量し、基準に従い調製・出荷を行っています。荷受けについては各地区の出荷状況に応じ、10月下旬~11月上旬までを予定しています。
沼田町の「農天気の会(藤村富士子代表)」主催の「メロン体験学習」は、9月14日に沼田小学校4年生児童13名が辻則行さん(沼田東部西)の圃場を訪れ、メロンの収穫体験を行いました。児童たちが6月に定植、8月に皿敷きを行い、大きく実ったメロンを1人1玉ずつ収穫。獲りたい個体を自分たちで選び、はさみを使って慎重に茎を切り、秤で重さを量りました。1番大きなもので3.8㎏にもなるメロンを収穫した児童もいました。
その後は学校で、糖度計を使って収穫したばかりのメロンと追熟させ食べ頃を迎えたものを比較した後、実際に食べ比べて追熟後に甘さ、香り、柔らかさが増したことを確認しました。
JA北いぶき管内では、9月6日から8日にかけて行われた水稲適期刈取講習会後、各地区で本格的に令和3年産米の収穫が始まりました。
好天が続き、刈り取り作業は順調に進んでおり、収穫されたお米は生産者によってそれぞれ乾燥機で水分量を下げてからカントリー施設へ運び込まれます。
令和3年産米集荷に係る各地区でのCE施設操業に向けて、9月9日に農産物集荷作業安全大会を開催しました。
篠田組合長からの訓示の後、管理部長より安全業務に向けて、近郊での労働災害について発生状況等を解説。職員一同で遵守事項の確認、安全管理マニュアルの確認を行い、職員代表より無事故に向けた安全宣言を行いました。
8月30日より、沼田農産物調製施設にて令和3年産そばの集荷を開始しました。今年はそばの生育が遅れ、水稲の生育が早かった為、収穫時期が重なり、9月8日を目処にそばの受入を一度中断。10月11日より受入を再開しました。
9月6日から8日にかけ各地区にて第4回現地研修会 水稲適期刈取判定会及び刈取講習会を開催しました。各生産者よりサンプル稲を持参頂き、JAにて脱穀・籾摺り・選別・水分測定、品質判定機並びに目視による判定を行い、適切な刈取日を算出致しました。
講習会では、普及センターより異種穀粒・異品種混入の防止、収穫後の適正な乾燥・調製、来年度の乾田化へ向けた圃場管理について解説があり、JAからは、米穀乾燥調製貯蔵施設出荷要領を中心に異物混入ゼロ対策、安心・安全・信頼確保対策や乾・籾保管上の注意など案内させて頂きました。