6月16日、沼田小学校4年生児童13名が辻則行さん(沼田地区・沼田東部西)の圃場を訪れ、メロンの定植体験を行いました。この体験学習は沼田町で地域参画活動を行う「農天気の会(藤村富士子代表)」が主催し、児童たちに農業の良さ・食べ物がつくられる過程を学んでもらうことを目的としており、沼田小学校児童がメロンの定植から収穫までを体験します。
児童たちはメロンの基礎知識と定植時の注意事項を教えてもらうと、ハウスに入り、1人2本ずつメロン苗を植えました。その後は、児童からの質疑の時間を設けると、果肉の色や品種、適した環境について等、メロン生産者の方々は丁寧に回答していました。
今年度の『メロン体験学習』は、8月下旬に皿敷き作業体験、9月中旬に収穫体験を予定しています。
6月6日、蔬菜類生産組合シシトウ部会(山下晴治部会長)は、妹背牛支所野菜集荷場にて、令和4年産目揃い会・栽培講習会を開催しました。
目揃い会では、JAよりシシトウの出荷取扱要領・出荷規格について報告させて頂きました。生産者の皆さんで栽培時の注意点や出荷時のサイズ別の入本数・詰め方・量目を改めて確認。その他、個選集荷など、主に出荷に関する事項を確認しました。
現地栽培講習会では、普及センター担当職員より栽培管理について、ハウス内の温度管理や水管理、整枝時の注意点、追肥や農薬使用時の注意事項、生理障害・病害虫対策等、多岐に渡って説明頂きました。
6月4日・5日に沼田町での自然体験プロジェクトの一環として、沼田町の水稲生産者 畑地誉さん(沼田地区・沼田東部東)の水稲圃場にて、馬と人が一緒につくるお米づくりイベントが開催されました。8歳の雌馬「ななつぼし」も初体験のなか、前日にスタッフが馬に犂(すき)を引かせて、田んぼを耕す「馬耕」を行い、約10aの田んぼを2時間ほどかけて耕しました。
4日は、参加者・関係者含め15名が集まり、馬に手作りの馬鍬(まぐわ)を引かせて代掻きを行うと、柔らかい土に足を奪われ、馬も人間も苦労が目に見えました。その他、田んぼでの馬そり体験や馬と人間の綱引き対決で盛り上がりました。また、5日には田植え作業を行い、馬が耕した田んぼに「ななつぼし」の苗を手植えしました。
6月1日、北いぶきメロン生産組合(松永徹組合長)は、現地栽培講習会を開催しました。松永組合長の圃場にて、横浜植木株式会社 研究農場の職員より、主にネットの発生期や肥大化時期に関するハウス内の温度・湿度管理との関係について、生育段階別に説明をして頂きました。その他、普及センターからは、気象経過と気象予報をもとに今年度のメロンの生育に関する注意点が説明されました。
また、昨年度より生産組合で協議されてきた出荷用箱の新デザイン完成が発表され、JAから取りまとめに係る説明をさせて頂きました。
5月23日、沼田町内水稲生産者の圃場にて、沼田小学校の食育に係わる授業の一環として田植え体験学習を実施しました。
今年は、5年生児童14名が手植えによる田植え作業を行い、晴天のもとのびのびと作業を行う事が出来ました。
JA職員から苗の植え方の説明を受け、児童は田んぼに足を入れると、代掻き後の柔らかい泥の感触に歓声を上げていました。児童らは、圃場でバランスを崩し転んでしまったり器用に歩いて友達の助っ人として大活躍をする等、みんなで楽しみながら無事に終えることができました。
また、児童からは、「手植えをまたやりたい」「これをきっかけにお父さんのお手伝いをしたい」など、感想の声が上がり、授業を通して児童たちに農業
の楽しさや生産者に対しての感謝の気持ちを学んでもらえた機会となりました。
5月21日、妹背牛支所のふれあい農園にて、コープさっぽろ「お米探検隊」田植え体験ツアーが開催され、消費者約20名が参加しました。3年ぶりで規模を縮小して開催となった今回の田植えツアーでしたが、当日は好天に恵まれた温暖な気候となり、半袖・半ズボン姿の参加者が目立ちました。
妹背牛町佐藤技師より手植えの手順や注意点などの説明を受け、田植え始めると、子供たちは服が汚れるのも気にせずに熱中していました。妹背牛支部の青年部、女性部の協力もあり無事に田植えを終えると、昼食には、妹背牛町産米「ななつぼし」使用したお弁当を堪能しました。
午後からは、2班に分かれ、馬鈴薯の播種体験とカントリー施設内の見学が行われました。