11月10日から11日にかけ、苫小牧方面へ視察研修を行いました。
初日は、株式会社Jファーム苫小牧を視察。高度な栽培環境制御システムと天然エネルギーを利用した省エネ環境で、ミニトマトとベビーリーフを栽培しており、特にミニトマトについては、糖度センサー付きの選果機を用いて糖度別に出荷をしていました。
翌日は、日本ニューホランド株式会社 苫小牧デポを視察しました。海外工場で生産された日本ニューホランド株式会社製品のトラクターやコンバイン等の農業機械が陸揚げされる拠点となっており大型のショールームのようでした。その他、自動操舵など最先端技術についても説明していただきました。
今年度は、移植後の天候にも比較的恵まれ順調に生育し、作柄概況において北空知は「107」と平年作以上の年となりました。
収穫作業は好天に恵まれ、順調に作業が進み、10月中旬頃にはほぼ収穫作業も終了しました。今年は、低タンパク米の出荷割合が平年より高く、品質・収量共に申し分ない出来秋となり、組合員皆様の御苦労が報われる豊穣の年となりました。
本年度も皆様のご協力により無事受入操業が終了いたしました事に感謝申し上げます。
10月29日、秩父別本所にてJA役職員ら28名による令和2年産の新米試食会が行われました。
用意された品種は、JA北いぶき産「ゆめぴりか」、「ななつぼし」、「きらら397」と、新潟県産「コシヒカリ」の全4品種。それぞれ外観・香り・味・粘り・硬さの5項目から判定しました。各判定項目を数値化し集計をした結果、「ゆめぴりか」が最も評価を受けることになりました。
9月23日、沼田小学校の児童が町内の水稲生産者圃場にて稲刈り体験学習を実施しました。沼田小学校の食育に係わる授業の一環として、例年行われている水稲に関する体験学習ですが、今年は児童による田植えは行えなかったため、稲刈り学習を非常に楽しみにしていた様子でした。
当日は小雨が降る中での開催となってしまいましたが、児童たちは沼田町役場職員から手刈りでの注意点や稲穂の束ね方など説明を受けた後、稲刈りを行いました。その後、小学校敷地の一角にて刈り取った稲穂のはさがけ作業を全員で協力して行い、体験学習での作業が終了しました。
令和2年産米の収穫に伴いJA北いぶき管内では、妹背牛地区は20日、秩父別地区は21日、沼田地区は23日よりカントリー施設の操業が始まりま
した。
生産者の皆さんより集荷したお米を品種(主な品種「ゆめぴりか」「ななつぼし」「きらら397」)や区分ごとに計量、基準に従い調製・出荷を行って
います。
荷受けについては各地区の出荷状況に応じ、10月下旬~11月上旬までを予定しています。
JA北いぶき管内では、9月第2週から第3週にかけて行われた適期刈取り講習会後、各地区で本格的に令和2年産米の収穫が始まりました。
順調に刈取り作業が進んでおり、収穫されたお米は生産者によってそれぞれ乾燥機で水分量を下げてからカントリーへ運び込まれます。