6月18日から22日にかけて、各地区各農事組合にて第3回現地研修会を開催。新型コロナウイルス感染拡大防止のため令和2年度初となる現地研修会となりました。普及センターからは、水稲について生育調査の報告、幼穂形成期以降の水管理のポイント、収量・品質向上のためのケイ酸資材の追肥、予察に基づいた病害虫防除について解説。また、畑作について秋小麦・大豆・そばの病害虫防除等について解説されました。
その後、JAより持続化給付金の申請方法等、ケイ酸資材の引き取り日程・斡旋堆肥の取りまとめ、生産管理台帳の提出、組合員意向調査の実施について説明させて頂きました。
また、沼田地区では産地交付金について沼田町役場から説明があり、妹背牛地区では、ふれあい農園内圃場にて農薬散布用自動飛行ドローンのデモフライトが行われ、粒剤・液剤散布が実演されました。
6月19日、秩父別支所集荷場にて令和2年産ブロッコリーの初出荷が行われました。写真は山森正巳さん(秩父別地区・日の出)。8月から9月にかけ出荷はピークを迎え、10月末まで出荷が続いていきます。
6月19日、本所3階大ホールにて令和2年度第2回農事組合長会議を開催しました。JA篠田組合長からの挨拶では、生産者への新型コロナウイルスの影響に関する心配とともに、どのような状況でも産地の責任として「安心・安全な農作物を消費者へ届けることは果たしていきたい」と話されました。その他、農事組合長の皆様へ第7次地域農業振興計画に係る組合員意向調査の取りまとめのご協力についてお願いをしました。
普及センターからは6月15日付での水稲、秋小麦、大豆、そばについて主な品種の生育状況が報告されました。また、令和3年度からの5年計画「重点活動」の設定への協力についてお願いがありました。その後、JA各事業部より連絡事項を伝え、第2回農事組合長会議が終了しました。
『メロン体験学習』は、沼田町で地域参画活動を行う「農天気の会(藤村富士子代表)」が主催の沼田小学校児童と行う体験学習で、普及センターの協力のもと平成16年から続けられています。
6月15日、メロンの定植体験の為、沼田小学校4年生児童12名が辻則行さん(沼田地区・沼田東部西)の圃場を訪れました。児童のみんなは定植時のポイントを教えてもらうと、さっそくハウスへ。30度を超えるハウス内で、暑さと闘いながら1人3本ほどの苗を植えました。その後は、8月ごろ出荷予定のメロンを観察しながら、辻さんより果実ができる仕組みや皿敷き作業の大切さを教えてもらいました。
今年度の『メロン体験学習』は、8月に皿敷き作業体験、9月に収穫体験を予定しております。
6月9日、北いぶきメロン生産組合(松永徹組合長)は、現地栽培講習会を開催しました。松永組合長の圃場にて、整枝・摘果・ネット形成等について講習を行い、その後は生産者3戸の圃場を視察。これまでの生育経過や、今後の栽培管理について情報交換を行いました。
今年度のメロンの生育状況については、現時点では例年と比べ2~3日程度の遅れが感じられるものの病害虫もみられず、順調に育っています。
6月8日、秩父別支所農産物集出荷施設にて令和2年産キュウリの初出荷が行われました。写真は森秀夫さん(秩父別地区・穂栄)。ほぼ例年通りの出荷時期となり、夏に向けて出荷量も増えていきます。北いぶき産のキュウリは道内市場に向け10月頃まで出荷が続いていきます。