9月9日、本所3階大ホールにて、令和2年産米の集荷を目前に北いぶき管内3地区のカントリー施設始動に向けて農産物集荷作業安全大会を開催。篠田組合長より、「米が基幹作物である当JAのカントリー施設操業は、職員の使命と思って頂き、調製作業は組合員が雪の残る季節から育ててきた米の最後の仕上げとなるので、気を引き締めて臨んで頂きたい」と訓示が述べられました。その後、安全業務に向けて労働災害の概況、集荷施設・フォークリフト等の安全マニュアルについて資料を基に参加職員全員で確認しました。
安全宣言では、職員代表として妹背牛支所貯金共済課小本共済係長より、「職員一人ひとりが安全作業に心がけ、事故を起こさないように、最大の努力をする」と宣言しました。
9月7日、本所3階大ホールにて、第3回農事組合長会議を開催しました。
普及センターより、刈取りを目前に控えた水稲について生育状況を解説。今年の特徴としては、穂数は少ないものの1穂籾数は多く1㎡の総籾数は平年並みとなっており、特に「ゆめぴりか」については籾が大きく、平年作をやや上回る見通しと報告されました。
その他、JAより協議報告事項として、うるち米を巡る情勢・令和2年産小麦の集荷調製状況・令和3年播種用水稲種子の取りまとめ・農作業事故防止等についての説明をさせて頂きました。
8月27日、令和2年度北育ち元気塾第5回研修会を開催しました。
まず、JA北いぶき本所3階大ホールにて、水稲の生育状況診断の為に不稔調査、収量構成要素、刈取り適期について普及センター水稲担当職員より講習を受け、実際に「ななつぼし」・「ゆめぴりか」の稲束を用意し、塾生の皆さんで不稔調査に挑戦しました。
その後、秩父別支所農機車輌課工場にて、コンバインの日常保守点検整備についてJA北いぶき施設事業部職員より、34項目のチェックシートを活用し、実際のコンバインを前に1項目ごとに解説を受けました。
また、恒例の経営事例紹介では、雨竜町の北海道農業士 野原康文氏より経営についてお話頂き、「家族経営にこだわり、その範囲でいかに利益を出すか意識しており、そのため、成苗ポットで24ha分の育苗ハウスを上限とし、水稲を作付けしている」など、具体的な内容で経営のポイントを教えて頂きました。
8月20日、北いぶきクリーン米生産協議会(森和則会長)は、新規水稲除草剤有効成分として、昨年9月に登録された「サイラ」を含有する除草剤「ジャスタ」、「ジェイソウル」についての講習会を開催。講師には、ホクサン株式会社より担当職員の方をお招きさせて頂きました。
資料では、「サイラ」の特徴やポット試験での効果、委託試験での枯殺経過等を説明。また、残効性の長さや薬害への安全性についても紹介されました。
さらに、秩父別地区、妹背牛地区、沼田地区それぞれ計7戸の圃場でフロアブル剤を使用した現地試験を実施。事前に行われた圃場巡回で、その効果を確認しました。
質疑の場面では、生産者だけでなく参加されていた水稲担当の普及員も交え、使用のタイミングや他の農薬との併用について意見交換を行いました。
7月24日より妹背牛支所の麦集荷調製施設、7月27日より沼田支所の麦集荷調製施設において、麦の集荷が開始されました。
刈り取り作業及び集荷作業は8月上旬に終了しており、収量は平年並みで、調製作業は8月下旬に終了しております。
7月17日、妹背牛支所本館1階「わかち愛もせうしひろば」にAEDを設置しました。
妹背牛地区JA施設においては、購買施設事業本部事務所に空知ガス(株)(深川市)より寄贈されたAEDを設置しておりましたが、使用期限が到来のため撤去することとなりました。
妹背牛支所本館1階「わかち愛もせうしひろば」では、町民の方々を対象にした各種行事を開催していることから、地域貢献の一環として万一に備え新たにAEDを設置する運びとなりました。
販売業者指導の下、「AEDの操作と救急救命措置訓練」を、JA職員9名、妹背牛町健康福祉課職員1名、妹背牛町社会福祉協議会事務局3名が「わかち愛もせうしひろば」に集まり訓練を行いました。
参加した妹背牛町社会福祉協議会の菊井事務局長は「AED設置は大変心強いです。救急救命措置の必要がないことが良いですが、万一のときはJA職員と連携して対応したいです」と抱負を語って頂きました。