ブロッコリー生産組合(谷水敏和組合長)は、3月17日に秩父別地区、18日に沼田地区にて栽培講習会を開催しました。
北海道立総合研究機構中央農業試験場病虫部より担当職員の方を講師に迎え、黒すす病や花蕾腐敗病の道内での発生状況調査結果を基に、発生原因とその抑制対策について解説されました。また、普及センターからは、気象データから秩父別町・妹背牛町・沼田町での特徴を紹介し、それぞれの地域の適した肥料・農薬の使用方法について提案がありました。
3月17日、妹背牛町水稲直播研究会(熊谷勝会長)は栽培講習会並びに通常総会を開催しました。
栽培講習会では、熊谷会長より、「令和2年度は「えみまる」の作付けに挑戦した方が多かったが、同じ直播品種「ほしまる」の作付経験を基に管理したことで、倒伏が多くみられてしまったことから、「えみまる」独自の栽培管理を行う必要がある」と報告されました。その後、妹背牛町農業技術指導員佐藤技師、普及センター 担当職員、上川農業試験場 担当職員の方々が講師となり、それぞれの「えみまる」栽培に関する調査結果を基に解説し、安定的な生産に向けた栽培管理を学びました。
通常総会では、妹背牛町水稲直播研究会のほか、たこ足機械利用組合についても事業報告から次年度予算(案)まで議案があり、全ての議事が滞りなく承認されました。
3月12日、普及センターでJA北いぶき管内の蔬菜類を担当されている志和専主を講師にお招きし、ミニトマトの栽培講習会を開催しました。
テーマは「施肥・防除を見直そう」ということで、春作業前に改めて、特別栽培農産物としてのミニトマトに対する施肥・農薬についての考え方を学びました。有機質肥料やリン酸・加里の上手な活用方法を生産者の方々へ紹介しました。
3月12日、北いぶき花卉蔬菜振興協議会(松永徹会長)は、本所中会議室にて通常総会を開催しました。
松永会長挨拶後、議事では、令和2年度事業報告並びに収支決算・監査報告について、令和3年度事業計画並びに収支予算〈案〉について無事に承認されました。その後、今後の花卉蔬菜振興協議会の活動として、「各町の花卉蔬菜振興協議会と各生産部会の協力によってこども園への食材の提供を行いたい」と松永会長より提案され、出席者の皆さんと実現に向けて意見交換を行いました。
3月10日、大豆生産組合(加藤学組合長)は、栽培講習会並びに通常総会を開催しました。
栽培講習会では、まず普及センターより気象経過を基に令和2年度と令和元年度を比較し、収量が増加した要因について解説。また、良質な大豆栽培の為に防除等の各作業における注意点を挙げました。さらに除草剤「ザクサ」を販売するMeiji Seika ファルマ株式会社の担当職員の方を講師に、乗用管理機と液剤を使用した効果的な畦間除草について講習を受けました。
通常総会では、令和2年産大豆優良表彰を行い、作付面積別で10a収量5俵以上として高橋成明さん(妹背牛)、藤岡誠さん(秩父別)、込山英毅さん(沼田)、植田辰徳さん(秩父別)、浦田忠さん(沼田)、有限会社加藤農場(妹背牛)、伊林幸男さん(妹背牛)、越智聡さん(沼田)を表彰しました。
議事では、加藤組合長が議長を務め、全ての議案が承認されました。
3月4日より秩父別育苗施設にてミニトマトの播種を開始。11日には2度目の播種が行われるとともに、前回播種分のミニトマトの発芽の状態を確認し、補植作業が施されました。これから圃場への移植に向けてブロッコリー等の蔬菜類の播種も行われて行きます。